susunshunのお粗末な記録

お粗末に丁寧に生きる

任せるということ

周りに言われて認識したのだが、自分は身の回りでメンバーが課題を抱えていたり、課題になりそうな煙が立つとかなり早い段階でサポート入って解決するようなムーブが多いらしい。意識したことはなかったがたしかにそうかもしれない

自分のタスクを権限移譲するという話ではなく、周りの成果を支援するという文脈

例えば調整ごとで難航していたら間に自分が入って整理したり、計画が弱くて実行がうまくいってなかったら一緒に計画したり、漏れているタスクがあったら拾ってシュッとやっちゃったり、様々である

ちなみにいままで「サポートに入らず完全に任せる」という行為は主に自分のキャパシティが限界だから負荷低減の主旨でやるのがメインだった

サポートに入るということは一見良さそうなムーブにも見えるが、過剰だと悪いこともたくさんあるので雑にメモしておく プラクティスが書いてある本は昨今たくさんあるが、あえて参照はせずにピュアに考えたことを書く

持続可能性の観点

課題がピュアに顕在化してこない、よくも悪くもなんとかしてしまう

自分が丸く収めることで物事が成立するので、組織・チームの成長のボトルネックになり得てしまい、スケールが難しくなってしまう 出るべき課題が出てこず、解消のタイミングが遅れてしまったりも考えられそう

個人的にはこのデメリットがデカイなぁと感じている

成長の観点

サポートに入ってしまうということは、試行錯誤の余地を削るということになりかねない、成長の機会を奪っているという解釈

それでも任せるのが難しいと思う所以

ほかにも色々デメリットがありそうだが、それを以ても主に心理的な面が足を引っ張り難しいなと感じることが多々ある

自分はチームの成果、プロダクトへの貢献を考えるとどうにも手を抜けない、万事を尽くしたいという想いでいつもやっている

それが早めにサポート入ってしまうというムーブにつながっている気がする。任せて失敗してもよいという発想ではなく、仮に失敗するとしても自分が入った上で失敗して自責にしたいのかもしれない

失敗してもよいじゃん、仮にヤバくなってから頑張ればいいじゃん、などなど寛容さが必要なのかなと思う

そして任せると言っても丸投げはよくない、皆が成果を最大化できるように必要なサポートはしていかなければならない

人によって持ってるスキルも、指向性も、性格も異なっているので、必要なサポートももちろん異なる

日々過剰な介入にならないための塩梅を探っている感覚があり、これが一番むずかしいと思う

つまり

いままで「もうタスク持てないから任せたわ!」というムーブが主だったけど、他にも任せることで良いことはあるよというのを再認識したので今後の自分のアクションが変わるかもしれない、でも任せるって難しい行為だよねという話