社内ハッカソンでプレゼンがんばった話
半年前の社内ハッカソンでは結果は20数チーム中7位と、なんともいえない結果でした。。。
あれから半年、またハッカソンが開催されたので、振り返り用として反省点、やったことを書きます。
プレゼンをがんばったのでアプリの話ではなく、プレゼンの話が主です(。・ω・。)
前回の反省
デモ
前回はアイデア的には悪くない、アプリの完成度も高かった、と思うのですがデモで失敗しました。。。(ノ_-。)
冷蔵庫の在庫をタグ管理するアプリを作ったものの、デモでは読み取り端末にタグをピッとタッチしただけ。
聞いてる側はそのアプリがどういう風に使われるのかイメージが難しかったとおもいます。
こまけぇことはいいんだよ!
ハッカソン共通で言えることですが、
- プレゼンが短い(今回は4分or5分)
- 発表チームが多い
ということがあり、あまり難しい内容をつらつらと発表してもおじさん達の頭には入っていきません。
前回はアプリ概要からビジネスモデル、技術要素とてんこ盛りの5分にした結果、
結局アプリの魅力が伝わりきらなかった気がします。
つまり
こういうことです。
今年のハッカソン
こんなものを作ったよ
対象物をアプリで撮影すると、自分と属性が似ているユーザのクチコミを引っ張ってきてくれる
というアプリを作りました。
PVを入れる
聞き手にイメージを持ってもらうためにプレゼン中のデモに加えてプロモーションムービーを作成しました。
撮影のためにハッカソン中に本屋へ行ったりwww
ムービー作成は他のメンバーに任せたのですがガチクオリティのPVを作ってくれてマジ感謝ヾ(○´□`○)ノ"
インパクトがあるプレゼンよりも理解されるプレゼン
最近の流行りとして、スライドいっぱいに写真を表示して一言だけ文字が書いてある、というものがあります。
こういうのです。
今回のハッカソンでも何チームかがそのようなスライドでした。
オシャレですしで個人的には好きなのですが、この方法は短時間で聞き手に「理解させる」というよりも「インパクトを残す」、という点に利があると思っています。
発表するチーム数が多いので、なんとなくイメージには残ってるけど結局何だったっけ?ということになりかねません。
今回は「インパクトを残す」役割はPVに任せ、スライドでは「理解させる」ことが重要と捉え作成しました。
↓こういう点はいつも心がけるようにしています。
予選と本選でプレゼンの構成を変える
今回実は予選と本選にわかれており、プレゼンの時間や審査員が異なっています
そこで予選と本選でプレゼンの構成を変えました。
◼︎予選(20チームくらい)
時間:4分
審査員:参加者、ハッカソン運営
プレゼン構成:
問題提起
↓
解決のアプローチ
↓
アプリ説明
↓
デモ
↓
PV(short ver.)
↓
技術要素
とにかく時間がないのでPVはデモの補足説明的なポジションでデモの直後に入れています
◼︎本選(予選から選抜された6チーム)
時間:5分
審査員:社長、役員、スポンサー企業様
プレゼン構成:
★PV(full ver.)
↓
問題提起
↓
解決のアプローチ説明
↓
アプリ説明
↓
デモ
↓
技術要素
↓
★締めの言葉的なフリートーク
コンセプトやイメージを最初に刷り込むためにPVを先頭に持ってきています。
最後には締めの言葉的なことを言うアドリブタイムを設けました。
時間が足りず最後の方は早口、挙句の果てにタイムアップで途中で切られる、というチームが続出する中、
うちのチームは時間通りで余裕を持ってプレゼンを締めることができたので有効な策でした。
スライドとアプリのデザインを統一する
スライドに違和感を出さないために、スライドとアプリのデザインや配色は統一しています。
ビジネスモデルはプレゼンから省いて質疑で受ける
プレゼンは前述の通り5分しかないので、ビジネスモデルの説明は完全にカットしました。
説明しなけりゃ逆に質疑応答タイムで聞いてくるだろうと予測して、発表外のスライドとして用意。
結果は。。。!?
5つの賞のうち2つを受賞することができました!
最優秀賞は逃したものの、ダブル受賞→賞金王です。
プレゼンがどこまで評価に寄与したかは分からないですが、確実に加点要素にはなっていたはずです。
アイデアは浮かぶか浮かばないか、不確実性がありますが、プレゼンはポイントを押さえていれば誰でもクオリティを上げられると思うので、ハッカソンといえど今後も力を入れておきたいところです。
また、今回は同期(3年目)4人でチームを組んで参加しました。
若い奴らが社内の大きなイベントで目立つということは会社的にもとても良いことだと思うので、今後も受賞狙ってプレゼン頑張ります('∇'*)